ひといちばい敏感な子~HSCの子育て~ 

はじめに

このブログを訪れてくれたあなたは、HSC(The Highly Sensitive Child,

ひといちばい敏感な子)の気質をもつお子さんを育てている最中で、子育ての

ヒントを探している方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私自身、わが子の敏感さに戸惑いを感じながら、小さいころの育児期間を過ごしてきました。

朝のぐずりや癇癪、夜の眠りの浅さ、環境の変化に慣れるまで人一倍時間がかかる等の特徴がありました。

中でも、感受性が高いゆえなのか、素敵な音楽を聴いて感動して涙を流して

いたわが子を見たときは、私が思う以上にわが子は様々なことから刺激を受けて、

その小さな心が大きく揺さぶられやすい子なのだと改めて感じました。

HSCという気質を知るきっかけとなった本

そんな時、世の中には5人に1人という割合で、ひといちばい敏感といわれる

子供(HSC)が存在するということを知りました。

チェックリストを試すと多くの項目にあてはまり、わが子はこのタイプだった

のだと思ったら、霧が晴れたように、今まで感じてきた子育てに対する戸惑

いが一気になくなりました。

そのきっかけとなった本が、

ひといちばい敏感な子

📖 ひといちばい敏感な子(エイレン・N・アーロン 著)

Amazonで見る →

HSCの子育てハッピーアドバイス

📖 HSCの子育てハッピーアドバイス(明橋大二 著)

Amazonで見る →

という2冊の本でした。

前者はこの分野での第一人者である心理学者エイレン・N・アーロン博士に

よる細やかな分析、考察、対処法が数多く紹介されている翻訳本で、

後者はその翻訳を手がけた心療内科医の明橋大二氏によって更に分かり易く

要点がまとめられている本です。

特に時間が限られている子育て真っ最中のママさんであれば、マンガを織り

交ぜて分かり易くまとめられている後者の「HSCの子育てハッピーアドバイ

ス」がおすすめです。

これ一冊だけでも、充分理解が深まると思いますし、何より励まされ、勇気

づけられます。現に私自身がそうでした。

※こちらの記事もご参照ください「HSCの子育てハッピーアドバイス」

ひといちばい敏感な子~読んだ感想~

ひといちばい敏感な子(概要)

今回は、前者の「ひといちばい敏感な子」、次回は「HSCの子育てハッピー

アドバイス」についてご紹介したいと思います。

まず「ひといちばい敏感な子」は、HSCを提唱した心理学者エイレン・N・

アーロン博士により2015年に発行されており、HSCの詳細な解説や具体的

なチェックリストの他、親がHSP(ひといちばい敏感な人)だった場合とそう

でない場合の親子のかかわり方や、乳児期、幼児期、小学生時代、それ以降

に分類してその時期ごとに適した具体的なアドバイスが数多く提示されて

います。

時間は少しかかりますが、HSCについて体系立てて深く理解したいと思う方

は、ぜひこちらを読んで欲しいと思います。

複数のHSCチェックリスト

本書を読んで良かった点は、ネットでよく見かける23項目のチェックリスト

以外に、さらに9つの気質を基にした傾向分析、状況分析などを進めると、

客観的に自分の子どもについて理解できる流れになっていたところです。

私は第三者に説明するときに、とても役に立ちました。

HSCの6つの特徴

また、HSCの6つの特徴についても、そうなんだと知ることで慌てずに対応

でき、少しですが心に余裕が生まれました。

・細かいことに気づく
・刺激を受けやすい
・強い感情に揺さぶられる
・他人の気持ちにとても敏感
・石橋をたたき過ぎる
・良くも悪くも注目されやすい

その特徴を理解した上で、どう行動すれば良いかも丁寧に説明されており、

とても参考になりました。

私は6つの特徴をふまえ、以下のことを意識し始めました。

・まずは共感すること
・一方的に決めつけず話を聞いてそのまま受け止める
・たっぷりの休息を心掛ける
・待ってあげる

HSCの年齢別悩み解決編

以下の様な年齢別に分けて具体的な対応策が提案されているので、とても

参考になります。

乳児期、幼児期(家庭生活)、幼児期(外の世界へ)、小学生時代、

中学、高校、大人の世界へ

私が初めて本書を読んだときは幼児期に該当する時期でしたが、わが子が乳児期

の頃の私に読ませてあげたかったと心底思います。

今は、小学生時代の章を読み返してアドバイスを参考に実践しています。

おわりに

本書で一番、個人的にとても救われた文章を下記にご紹介します。

育てにくい子は、長い目で見れば、心配のない子です

~中略~

親が子供の感情を受け入れ、そばにいて聞くようにすればするほど、

幼い時は”問題”が多くなります。

なぜなら、子どもは、怒りや興奮、イライラした、傷ついた、

怖かった、圧倒されたという感情を自由に表現してもいいと

感じるからです。

【引用】「ひといちばい敏感な子」著者:エイレン・N・アーロン

まさにわが子が小さかったころ、お迎えのあとに気持ちを激しくぶつけてくることがよくありました。

本書に出会う前は、泣いてしまったわが子をなだめながら帰宅する日も多くありました。

私も余裕をなくして、後から反省するような接し方をしてしまったこともありました。

今なら分かるのですが、集団生活という本人にとって初めての社会に触れ、

過分な刺激を受け続けてキャパオーバーの状態でお迎えに来た母親の顔を

見れば、誰でも感情をとにかくぶつけたくもなりますよね。。

そんなわが子に強くあたってしまっていたのですから、申し訳ない気持ちで一杯です。

とはいえ、私も出来た人間ではないので、HSCの気質を理解した後も感情的

に叱ってしまうこともあります。

そんな時は、寝る前に素直に「ごめんね」と謝るようにしています。

HSCを理解しても、現実的にできることは限られていますが、気質を理解

した上で育児をすることが大切なのかなぁと私は思います^^

【参考文献】「ひといちばい敏感な子」著者:エイレン・N・アーロン

この記事を書いた人
いちてぃ

いちてぃ

結婚、転勤、出産。立ち止まるたびに働き方を探しつづけて、いまは子どもに「おかえり」が言える在宅の経理の仕事をしています。

わたしの物語を読む(連載の総集編)
プロフィールを見る