おりがみが続いた仕組み 〜季節の色と、作品の箱〜
📌 この記事でわかること
- 季節ごとに使う色を決めて、色別にそろえておく方法
- 材料と作品の置き場所の決め方
- 続かなかったことと、そのときにしたこと
はじめに
雨の日に、今日は何をして過ごそうかと考えることってよくありますよね。
工作でもしようか、と思い立っても、折り紙はどこ、のりはどこ、と探しているうちに時間が過ぎていきます。
探し終わるころには、さっきまでのテンションが下がってしまっていたり。
さあ、おりがみで遊ぼう!と思った時に、すぐ作業に入れる環境にするには…
そう考えて、家の中の置き方を少しずつ変えていきました。
やっていたのは、続ける工夫ではなく、探す時間をなくす工夫だったように思います。
季節ごとに、使う色は決まっていた
続けているうちに気づいたのは、季節ごとに使う色はだいたい決まっている、ということでした。
クリスマスなら赤、緑、金、白など。
ハロウィンならオレンジ、緑、紫、黒。
春は桜のピンク、夏は青と黄色。
作りたいものは毎年変わっても、手が伸びる色はほとんど同じでした。
それなら、その色を切らさないようにしておきたい。
作りたい時にすぐ作れる環境にしたい。
そう考えて、色をそろえておくことにしました。




だから、色で分けて立てておく
使っていたのは、A4サイズの蛇腹式のドキュメントスタンドです。
ポケットが並んでいるので、赤は赤、緑は緑と入れておけます。
これがあると、クリスマスのものを作ろうと思ったときに、赤と緑と金のポケットから抜き出すだけで始められました。
探す時間が、ほとんどゼロになりました。
数百枚をまとめて入れておいても、立てておけるので場所を取りません。
ちなみにこのスタンドは、何年も使って最後は壊れてしまいました。
それくらいには、毎週のように開け閉めしていたのだと思います。
材料の保管方法は、美しくなくていい
折り紙以外の材料は、百円ショップのジッパーファイルにまとめて、どさっと入れていました。

見た目は、正直きれいではありません。
それでもこの形にしてよかったと感じているのは、片づけを自分でできるからでした。
きちんと分類した箱にすると、戻す場所が分からなくなります。
この袋に入れる、とだけ決めておけば、迷いようがありません。
大きいものは、衣装ケースをひとつ工作用にして、袋やお菓子の空き箱でざっくり分けて放り込んでいました。
集めていたのは、こんなものです。
・プチプチ(緩衝材)
・果物のネット
・ガチャガチャの丸い空きケース
・プリンカップ
・紙コップ、ストロー、モール、リボン
使うかもしれない、で取っておくと、作りたくなったときに買いに行かずにすみます。
思い立った日に始められるかどうかは、この差が大きかったように思います。
作ったものは、箱に残す
できあがった作品は、一定期間は部屋で飾り、その後箱にしまって残していました。

飾る場所には限りがあるので、季節が過ぎたものは箱へ入れます。
数えきれないほどたまりましたが、いまも捨てずに置いてあります。
写真を見ながら「去年はこれを作ったね」というところから、今年のひとつが始まる年もありました。
作りっぱなしにしないというより「一緒に作って飾って眺めて楽しんで、しまう」を繰り返していた、というだけです。
送る相手がいると、楽しくなる
もうひとつ効いていたのが、送り先があることでした。
季節のリースを作って、遠くに住む祖父母の家へ、シーズンごとに送っていました。
飾るためだけに作っていると、途中でまあいいか、となる日があります。
けれど送る相手がいると、一生懸命作る気持ちが生まれます。
一生懸命作って誰かに送ると喜ばれます。
喜ばれると、作った本人も幸せな気持ちになれます。
それが折り紙をする楽しさや、続けられた理由につながっていたように思います。
おりがみだけではなくなった
紙と道具が手の届くところにあると、折り紙以外にも広がっていきました。
百円ショップの細長い紙で作る星。
ビーズ遊びや、あやとりのような昔ながらの遊び。
針と糸を使う縫いさし。
紙コップにひもをつないだ糸電話は、作るのが簡単なわりに長く遊べました。

広がったというより、始めるまでのハードルが下がっただけかもしれません。
続かなかったこともある
うまくいったことばかりではありませんでした。
折り方が複雑なものや、工程の多いものは、完成までたどり着かないことがよくありました。
だから途中からは、むずかしいところはわたしが折って、仕上げのひと折りだけを渡すようにしました。
その日にどこまで渡すかは、様子を見て決めていました。
出来上がりは同じでも、そのほうがお互いに、できた、と思って終われたように思います。
この仕上げだけをおまかせするやり方は、以前紹介した本にも書かれていた考え方でした。
おわりに
振り返ってみると、続いたのは根気があったからではないような気がします。
季節の色をそろえておく。
材料を一か所に置く。
作ったものを箱に残す。
送る相手をつくる。
やっていたのは、それだけです。
工作が続かないと感じるとき、理由はやる気ではなく、準備のところにあるのかもしれません。
探す時間をなくしておくと、思い立ったその日に始められます。
こんな方におすすめ
✅ 子どもとの工作が、なんとなく続かないと感じている方
✅ 家のあちこちに材料が散らばっている方
✅ 作ったものの置き場所に困っている方
✅ 準備の手間で、やる前に疲れてしまう方
🕯 いまトンネルの中にいるあなたへ
工作が続かないのは、気持ちが足りないからではないのだと思います。
準備の手前で力尽きてしまう日が、わたしにもありました。
探すための時間を少し減らしておくと、動ける日がふえることがあります。
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