「おかえりのじかん」のいちてぃです。

シリーズ「在宅経理の始め方」の3回目、最終回です。
1回目2回目はこちら)

今回は、在宅経理の仕事をどうやって見つけるか。
私自身のつまずきも含めて、正直に書いていきます。

大切な人のそばで働きたい——その事情は人それぞれ違っても、探し方は同じです。ご自身の状況に置きかえながら読んでみてください。

📌 この記事でわかること

  • クラウドソーシングでのつまずき体験
  • 経理代行会社・オンライン秘書という道
  • これから在宅経理を探す方へのヒント

クラウドソーシング

まず思いつくのが、クラウドソーシングのサイトです。
未経験からでも応募できる案件がありますが、継続の仕事につなげるのは、なかなか難しい面もあります。

私自身も最初に挑戦しましたが、経験豊富な人たちがひしめく中ではアピール力が必要で、何より一人で黙々と向き合うため、初心者にはハードルが高いと感じました。

実績がない状態だと、応募しても通らないことも多いです。
条件の良い案件はライバルも多く、採用されるにはコツコツ実績を積んでいく必要がありそうだと思いました。

経理代行・経理BPOの会社

一方で、経理業務を専門に請け負う会社に登録して働く方法もあります。
経理の経験があれば、ブランクがあっても仕事がもらえる可能性が高いです。

メリット

  • その人のレベルに応じた案件を紹介してもらえる
  • 案件ごとにプランナーがつくところもあり、慣れるまで「伴走」してもらえる(仕事量の調整や業務の困りごとを相談できる)
  • 初心者向けの案件から始めて、こなすうちにスキルアップが狙える
  • いろいろな企業文化やソフトにふれられて、自分の強みになっていく
  • ダブルチェック体制が整っていることが多く、チームで関われる

実際に私は、10人のチームで複数の業務をシフト制で担当している案件もあります。
子どもの急な発熱でシフトに入れないときは、声を掛け合ってフォローし合う文化もあります。同じ境遇で働く仲間が多いから、どういうときが大変か、理解し合えるんです。

私は、こうした会社との出会いが転機になりました。

デメリット

  • 時給計算の案件が比較的多く、スタートの時給は低めの印象
  • お給料ではないため、「いるだけ」では収入にならない

参考までに、私が登録した会社の選考は、書類審査→スキル試験→面接という流れでした(会社によって異なります)。

・書類審査: 職務経歴(直近のものから時系列に申告する形でした)
・スキル試験: 簿記、検索力チェック、ビジネスマナーチェックなど
・面接: 職務経歴の深掘り、希望の稼働時間、希望する業務内容など

初めての案件で心がけたのは、「至らないところがあれば、すぐ直します」という姿勢です。そして——

✅ 業務の手順は、自分用の「マイマニュアル」にまとめる
✅ 間違えたことは、自分のチェックリストに追加して、同じ失敗は繰り返さないことを徹底

この2つを心がけていたら、自然と少しずつミスも減り、安心して任せてもらえるようになりました。
実績の数よりも、吸収しようとする姿勢を見てもらえたのだと思います。

ステップアップの入り口として、こうしたBPO企業から始めるのも一つだと思います。
現に私も、始めて2年ほど経ったころ、オンライン秘書の会社とも業務委託契約を結んで、より良い報酬をいただけるようになりました。

オンライン秘書という道

経理とは異なり、その人の強みを生かして働けるのがオンライン秘書です。
直接契約する方法もありますが、会社を通すことで「チーム」で動けることも魅力のひとつです。

続けるうちに、見えてきたこと

少しずつ仕事に慣れてくると、こんな良さを感じるようになりました。

  • 子どもの「ただいま」に「おかえり」と返せる
  • 自分のペースで働ける
  • これまでの経験が、家にいながら活かせる

一方で、大変さもあります。
始めた当初は不慣れで時間がかかり、気づけばスマホで仕事のメールばかり確認していて、「子どもと過ごす時間なのに」とハッと反省したこともありました。

退勤したら仕事は終わり、という世界ではないので、長期休暇で帰省するときも、パソコンを持参して夜に作業することもあります。

それでも私は、この働き方を選んでよかったと思っています。

これから始めるあなたへ

ひとつ、探しはじめる前のコツを。
求人やお仕事情報を探すときは、「在宅 経理」だけでなく、「リモート経理」「経理 フルリモート」でも検索してみてください。
サイトによって使われる言葉が違うので、検索語を変えるだけで、出会えるお仕事が変わります。

在宅経理は、特別な人だけのものではありません。
ブランクがあっても、学びなおす気持ちと、相応の準備と、あきらめない気持ちがあれば、
子どものそばで働く道は、きっと見つかると信じています。

このブログでは、これからも在宅経理のコツや、働き方をより良くする方法を、少しずつ書いていきます。

▶ シリーズ: 1回目2回目
▶ 私がこの働き方にたどり着くまでの道のりは、連載「はたらき方をさがして」に書いています。
プロフィールはこちら

▶ 次回:在宅経理の求人がある場所 〜応募先リストと選び方〜

🕯 いまトンネルの中にいるあなたへ

「もう働けないかもしれない」
かつての私も、そう思っていました。
でも、道は一つではありません。
あなたに合った働き方が、きっとどこかにあります。
今日も一日、おつかれさまでした。

この記事を書いた人
いちてぃ

いちてぃ

結婚、転勤、出産。立ち止まるたびに働き方を探しつづけて、いまは子どもに「おかえり」が言える在宅の経理の仕事をしています。

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