📌 この記事でわかること

✅ マンガでわかる、HSCという気質の入門書
✅ 癇癪の手がかりになった、HSS(刺激を求めるタイプ)のこと
✅ わが家で取り入れてみて、よかったこと

知ることがたいせつ

はじめに

前回の記事では、「ひといちばい敏感な子」をご紹介しました。
今回は、私がHSC(ひといちばい敏感な子)について知るきっかけとなったもう一つの本、HSCの子育てハッピーアドバイスについてご紹介したいと思います。

本書は、マンガを多く使ってHSCについて分かり易く説明されているので比較的時間をかけずにサクッと読めると思います。

子育て中のママさんで、時間がないけどHSCについて取り合えず知りたいという方には、特におすすめしたい本です。

HSCの子育てハッピーアドバイス~読んだ感想~

HSCについて、そして、その親としてどの様に寄り添っていけば良いか、対応方法が具体的に説明されており、とても理解が深まりました。

文章もマンガのタッチも、全体的にやさしい雰囲気に包まれており、私自身、自分の悩みを直接聞いてもらい、それに対するアドバイスをもらっているような感覚になる本でした。

主な内容

「HSCの子育てハッピーアドバイス」は、心療内科医の明橋大二先生が書かれた本です。

前回ご紹介した「ひといちばい敏感な子」のエッセンスを、マンガと短い言葉でまとめてくれています。
むずかしい説明が少ないので、時間がないときでも読み進められました。

HSCの傾向を知る23のチェックリスト、HSPのチェックリスト

実際、HSCの傾向を知るためのチェックリストと、親自身(大人)のHSPチェックリストがあります。
私もチェックしましたが、多くの項目に当てはまりました。

HSCの4つの性質

ひといちばい敏感な人には、4つの面が必ず存在するそうです。

  • 深く考える
  • 過剰に刺激を受けやすい
  • 共感力が高く、感情の反応が強い
  • ささいな刺激を察知する

癇癪の手がかりになった、HSS(刺激を求めるタイプ)

ひといちばい敏感な子の中に、外交的な子が約30%存在していて、HSS(High-Sensation Seeking)といわれているそうです。

特にHSCでHSSの特性をもった子や、感情反応の強い子は、育てにくいと感じることが多いという説明でした。

本書と出会って本当に良かったと思えた一番の理由は、わが子の癇癪に戸惑う日々だった当時、HSSという、HSCの中でも外交的な子が30%いると知り、わが子はこのタイプかも知れないと手がかりがつかめたからです。

それまではわが子の行動や反応に戸惑うことが多く、どうしたらお互い気持ちをもう少し楽にして過ごせるのか分からない状態でしたが、本書を通じて「それじゃあ、こうしてみよう」「この方法はうまくいったけど、こっちの方法は通じないな」など、わが子に合った親の対応方法が徐々に増えたことで、私の不安感や戸惑いも和らいでいきました。

自己肯定感を育むために大切なこと

HSCは自己肯定感を持ちにくい傾向にあり、その理由を理解したうえで子どもが自己肯定感を感じられるように接していく必要があるそうです。
日常生活で実践できる具体的な取り組み方が説明されており、こちらも大変参考になりました。

ひといちばい敏感な子には、ひといちばい安心感が必要という言葉にも、私自身とても共感できました。

本書を読んで、「うちの子にも当てはまるかもしれない」と思った部分から、少しずつ試してみました。
そのなかで、わが家に取り入れてよかったと感じたのは、この3つです。

✅ できた・できないより、やってみた過程を言葉にして返す
✅ 「そんなことで」と言う前に、まず気持ちを受けとめてみる
✅ 敏感さを直そうとせず、その子のペースに合わせてみる

どれも特別なことではありませんが、意識するかどうかで、子どもの反応がずいぶん違いました。
全部を完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
合いそうなものを、ひとつ試してみるだけでも変わると思います。

おわりに

本書で一番、心に響いた文章を下記にご紹介します。

他の子と違う子を育てようとするなら、他の親と違う親になる覚悟が必要です

~中略~

HSCは、他の子と少し違います。
ですから、他のHSCでない子の親にアドバイスを求めても、うまくいかないことが多々あります。

一般に有効だといわれている子育て方を試しても、なかなかうまくいきません。
しかし、その子には、他の子にはない、素晴らしいところもたくさんあります。

大切なことは、周囲のアドバイスに惑わされず、まずわが子のことをしっかり見て、その子に必要なこと、必要ではないことを親自身が考えていく、ということ。

~中略~

答えは、すべて、目の前の子どもが教えてくれるからです。

【引用】HSCの子育てハッピーアドバイス(明橋大二)

私もわが子が自己コントロールできるようになるまで、周囲の言葉ではなく、子ども自身をよく見て、どんな助けが必要なのかをしっかり把握してこれからもサポートしていこうと思います。

興味がある方は、ぜひ一度読んでみてください。

▶ HSCを知るまでの記録:
育児の困りごと〜HSCを知るきっかけ〜
時間は解決してくれなかった

▶ 次の一冊を探す:
ひといちばい敏感な子
HSPと子育て
HSCの本、どれから読む? 〜手探りのなかで読んだ3冊〜

こんな方におすすめ

✅ 「うちの子、もしかして」と感じている方
✅ 育児書を読む時間がなかなか取れない方
✅ わが子の癇癪や敏感さに戸惑っている方

🕯 いまトンネルの中にいるあなたへ

「他の親と違う親になる覚悟」という言葉は、厳しくもあり、励ましでもありました。
周りと同じでなくていい。
取り入れられそうなところだけで大丈夫です。

今日も一日、おつかれさまでした。

【参考文献】
・HSCの子育てハッピーアドバイス(明橋大二・1万年堂出版)

この記事を書いた人
いちてぃ

いちてぃ

結婚、転勤、出産。立ち止まるたびに働き方を探しつづけて、いまは子どもに「おかえり」が言える在宅の経理の仕事をしています。

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