📌 この記事でわかること

✅ イヤイヤ期を「敏感期」と捉える見方
✅ 子どもの「イヤ」の本当の意味
✅ 私の意識が180度変わった理由

もっと早く出逢いたかった一冊

はじめに

先に知っていたら、なんてことなかった事ってよくありますよね。
育児についても、同じことが言えるのだと分かった一冊でした。

皆さんは、お子さんのイヤイヤ期をどう乗り越えましたか?

「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」という本を紹介します。

「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」読んだ感想

この記事を読まれている方の中には、今まさに最中という方もいるかも知れませんね。
私自身、要領が良い方ではなく、子供のイヤイヤに付き合うと、周りの目線が気になったり、泣かせすぎて心配されちゃうかも…なんて考えると、自分まで泣きたい気分になっていました

私がこの本を読んだ時期は、わが子がイヤイヤ期を過ぎてからだいぶ経過していたのですが、読後の感想は「もっと早く、この本に出逢いたかったー!」でした。
だからこそ、今まさに悩んでいる方に「この本、もしかしたら手がかりになるかも」とお伝えしたい一冊です。

主な内容

本書には、モンテッソーリ教育の考え方と、イヤイヤ期への向き合い方が書かれています。
そのなかから、私がとくに参考になったところと、実際にやってみたことをご紹介します。

モンテッソーリの4つの成長段階

内容は、モンテッソーリ教育という教育理念に基づいて子供の心の成長段階を第一期から第四期に分けて考えるというものでした。

その中でも、第一期(0~6歳)の内容が、私には特に参考になりました。
まさに我が子が当てはまる時なので当然ですよね。

・子供の求める大人の手伝いをしよう
・子供と大人は違うことを知ろう
・「学び方」を学ぶ

本を読んだ私の解釈ですが、大人の思うとおりにしようとせず、子供がどうしたいかをよく観察することが大切なのだと気づかされました。

イヤイヤ期=敏感期

イヤイヤ期=敏感期(自然から課されている宿題に反応しているということ)

例えば、お菓子の包みを大人に開けて欲しいんじゃなくて、「自分で」開ける方法を知りたかったんだ等々。

「敏感期」とは、子どもがある特定のこと(順序・場所・やり方など)に強くこだわる時期のこと。
本人にとっては、いま身につけるべき大切な力を伸ばしている最中なのだそうです。
だから「イヤ!」は、わがままではなく、「いま、これを自分でやりたいの」という成長のサイン。

そう思えるだけで、こちらの受け止め方がずいぶん変わります。

自我が芽生え、興味や好奇心の赴くままに行動したい2歳頃の子供って、大人の手出しをすごく嫌がるときってありますよね。

自分でやりたい気持ちが先に立って、わたしの助けが届かないことがよくありました
そんな時は「だから言ったでしょ!!」と叫びたくなります。

育児あるある、ですよね。

「イヤイヤ期」→子供の求める大人の手伝い

この本では、イヤイヤ期を自分ひとりでできるようになることへの配慮=子供の求める大人の手伝いなのだ、と説明されています。

本の題名のとおり、イヤイヤ期の子供たちはぼく(わたし)が1人で出来る様に、ママ手伝ってね!というメッセージを大人に送っているのだという事なんだそうです。

私は、これを読んですごく納得でき、イヤイヤ期に対する自分自身の意識が180度変わりました

意識が変わってから、やってみたこと

意識が変わってから、私が実際にやってみたのは——

・先回りして手を出さず、まず「やりたいのね」と気持ちを言葉にする
・時間に余裕をもたせて、待てる状況を先につくっておく
・できないときは、責めずに、やり方をもう一度ゆっくり見せる

もちろん、毎回うまくいくわけではありません。
それでも「これは成長の途中なんだ」と思えるだけで、私自身の心の余裕が変わりました。

とはいえ、「黙って見守る」のは、大人にとってなかなか難しいことでもあります。
つい先回りして手伝ったほうが早いし、失敗させたくない気持ちも働くからです。
でも、待つのも立派な関わり。

「手を貸さないこと」が、いちばんの応援になる場面もあるのだと学びました。

おわりに

その他にも、子供には特定のものや事柄に集中する敏感期があること、日常生活の練習は、言葉ではなく行動で教えることが大切なこと、やり方が分からないだけなので、訂正しながら教えるのではなく、とにかくできるまで何度も教え続ける事が必要とのことです。

→親には相当な根気が求められますね。

イヤイヤ期は永遠に続くわけではないですが、子育てする上で多くのママが避けて通れない道だと思います。
この本を通して、こんな考え方もあるんだと心が軽くなる方が一人でもいれば幸いです。

(追記)私が読んだのは1985年発行のものですが、2018年にマンガ版も出ています
文章でじっくり読むより、まずは絵で全体をつかみたい方には、マンガ版のほうが読みやすいかもしれません。

▶ 同じ相良敦子さんの本:
モンテッソーリのメッセージ
子どもは動きながら学ぶ

▶ あわせて読みたい:
こどものしつけについて

こんな方におすすめ

✅ 今まさにイヤイヤ期の真っ最中で、へとへとな方
✅ 子どもの「イヤ!」にどう対応すればいいか迷っている方
✅ 叱ってばかりで自己嫌悪になってしまう方

🕯 いまトンネルの中にいるあなたへ

「イヤ」は、育っている証拠。
永遠には続かないと知っているだけで、少し肩の力が抜けます。
今日も一日、おつかれさまでした。

【参考文献】
・モンテッソーリの幼児教育 ママ、ひとりでするのを手伝ってね!(相良敦子・講談社)

この記事を書いた人
いちてぃ

いちてぃ

結婚、転勤、出産。立ち止まるたびに働き方を探しつづけて、いまは子どもに「おかえり」が言える在宅の経理の仕事をしています。

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