📌 この記事でわかること

  • HSPとHSCの関係
  • HSPの親が子育てでラクになるヒント
  • 私が実際に取り入れている工夫

HSPと子育て

~ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ~読んだ感想

わが子を育てる中で知ったHSC(ひといちばい敏感な子)という知識ですが、大人にも当てはまるんだ、そして自分自身もHSP(人一倍繊細で敏感な人)

なのだと本書を読んで理解でき、私は心が軽くなりました。
また説明だけではなく、周囲との関わり方に関する具体的な対処法なども書かれており、私自身とても参考になりました。

最近「繊細さん」という表現で本などが注目され、メディアでも目にする機会が増えたと感じています。

私と同じ様に、ご自身がHSPの気質を持ち、今現在子育てをしているなら、ぜひ参考になる内容だと思うので、手に取ってみて欲しいと思います。
きっと心を軽くしてくれる気づきやヒントが見つかると思います。

HSP(Highly Sensitive Person)は、人一倍敏感で繊細な気質を持つ人のこと。
5人に1人といわれ、生まれ持った気質であって、病気や性格の欠点ではありません。

HSCはその子ども版です。
つまり、敏感な子を育てる親自身も敏感——という組み合わせは、決してめずらしくないのです。
私もこの傾向がありました。

主な内容

HSPには2種類のタイプがある

HSPには2種類のタイプに分かれるそうです。

①静かで穏やかな僧侶タイプ
②好奇心旺盛な戦士タイプ

ちなみにわが家だと、①私、②わが子に当てはまりそうでした。

「自分もHSP傾向かも?」と思った方へ。
本書には、自己診断のためのセルフテストも収録されています。

私も試してみて、当てはまる項目の多さに「なるほど、だから疲れやすかったのか」と妙に納得しました。
気質に名前がつくと、自分の取扱説明書が手に入ったような安心感があります。

敏感さは、裏を返せば「人の気持ちに気づける力」でもあります。
子どもの小さな変化にいち早く気づけるのは、HSPならではの強みだと感じています。

本書の中に、家庭環境が健全であればあるほど、子供の気質の難しさは表に現れやすく、むしろそう言った面が出る方が子どもにとっては安心してさらけ出せているから良いのだと書かれており、当時わが子の癇癪や敏感さに戸惑っていた時だったので、私はこの文章に救われました。

「この子は、これで良いんだ」と思えたことが大きなきっかけで、その後はとても気持ちが楽になりました。

対処方法など

・自分の体を見守る親になること →HSCの子育てを自分自身にしてあげるイメージだと私は解釈しました。

・自己表現する道を探すべき →現実感や適応力を失くすので1人時間は長すぎてはいけないそうです。

・ゆるいスケジュールを心掛ける →これには大賛成です。

ちなみに「静かで穏やかな僧侶タイプ」の私の場合、にぎやかな場所に長くいると、楽しい時間でも、どっと疲れてしまいます。
以前は「みんな平気そうなのに、どうして私だけ」と落ち込むこともありました。

でもいまは「私はまわりの人よりも、たくさんの充電が必要なタイプ」と分かっているので、予定のあとに静かな時間をセットで確保するようになりました。
疲れの正体が分かるだけで、対策は立てられる。

これも本書が気づかせてくれたことのひとつです。

他にも具体的な方法が明示されていましたが、私にとって強く共感できた項目をご紹介させていただきました。
本書のアドバイスから、私が実際に取り入れて効果を感じているのは——

✅ 1人の時間を意識して確保する(短くても「静かな時間」があると回復できます)
✅ 予定を詰め込みすぎない(ゆるいスケジュールを守るのも、立派なセルフケア)
✅ 疲れやすい自分を責めない(「敏感だから疲れる」は当たり前のこと)

敏感な親が自分を整えることは、子どもを大切にすることと同じなのだと、いまは思えます。

おわりに

本書では子育てについても触れており、私が励まされた文章がありました。
あなたが子どもを理解しようと一生懸命努力し、その子に合った育て方をすると、敏感な子は、その親の努力に気づくことで「愛されている」という気持ちを強く抱くそうです。

私は「なるほど、そうくるか!」と思い、強く共感できました。

敏感な子だからこそ、ですよね^^この本を手に取るなら、育児で心がすり減っていると感じるときが、いちばんのタイミングかもしれません。

子どものことで頭がいっぱいのときほど、「まず自分を大切に」というメッセージが、そっと寄り添ってくれます。

※本書は現在、入手しづらいようです。
気になる方は、図書館で探してみるのもおすすめです。

▶ あわせて読みたい:ひといちばい敏感な子HSCの子育てハッピーアドバイス

こんな方におすすめ

✅ 子育て中、人一倍疲れやすいと感じている方
✅ 「繊細さん」という言葉が気になっている方
✅ わが子の敏感さと、自分の敏感さの両方に心当たりがある方

🕯 いまトンネルの中にいるあなたへ

敏感なあなたのままで、大丈夫。
自分を整えることは、わがままではありません。
今日も一日、おつかれさまでした。

【参考文献】ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。
著者:エレイン・N・アーロン

この記事を書いた人
いちてぃ

いちてぃ

結婚、転勤、出産。立ち止まるたびに働き方を探しつづけて、いまは子どもに「おかえり」が言える在宅の経理の仕事をしています。

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